日常に総天然色の彩りを
Recording : Hayato Kimura (Cafe au Label Studio)
Mixed & Mastered by Tomonobu Hara(Cafe au Label Studio)
Illustration: 佐藤おどり
(すべて敬称略)
Special Thanks: 家族のみんな, 荻窪アルカフェ, 三鷹おんがくのじかん, たまるさん, みゆきさん, こまきさん, 道家
bandcampにて2019年10月4日リリース!AppleMusic, Spotify, Line Music, GooglePlayMusicなど、各種ダウンロード・ストリーミングサービスも順次配信。
無圧縮音源を聴きたい方や、投げ銭感覚でバンドを応援してくださる方はぜひbandcampでご購入ください!
念願のスタジオ音源をリリースできることを嬉しく思っています。1曲目にはタダくんらしい良質なポップス、2曲目はぼくらしいちょっとひねたポップス、3曲目はハルモさん節がたっぷり詰まった日常ポップスをお届けします。みなさんのこころのどこかにちょっとだけ引っかかってくれることを祈っています。
なお、なまなましい話をすると、グッズや音源の売上は次回作の制作費として利用させていただく予定ですので、たくさん買ってくれると次回作が豪華になる仕組みになっています!たのむ!たくさん買って応援してくれ!!よろしくおねがいします!
曲を書くフロント3人の個性が際立ちながら、それぞれの演奏がいい具合に混ざり合って素敵な音源に仕上がりました!3曲とも持ち味が異なるので、ドラマーとして曲毎に違うバンドくらいの気持ちで叩いています。
10周年ながらそのうち半分は育休しているバンドが、公私ともに忙しい日常の中で少〜しずつ進化した集大成、ぜひ聴いて下さい!!
手放そうぜ すれ違う誰かが叫ぶ
雨上がり うだる空気の真ん中で
君を待つ 都市の谷底で 漂うのは悪くない
折れたビニール傘を 踏みつける
声を上げてみろよ 暮れる今日に 白旗を上げて
いつかに置いてきた寂しさを 気障な言葉に換えて伝えそうだろう
何か話をしよう 知らぬ店で ピザを頬張って
君の些細な事の成り行きを 大それたニュースのように取り上げよう
焦れったくて 近道ばかりを手探る
風呂上がり ふやけた小説のように
終わりのない 暗がりを進む 愛想笑いの日々は
今に懐かしくなるさ
耳を貸してみてよ こんな夜に
くすぐったいような じゃれあいの馬鹿なひとことも
下手なジョークも笑って流してほしい
いつの話をしよう いつでもいい 互いの背景が
カーテンの隙間からこぼれて 差し込む光の一筋に見える
浮かれたやつだ 流れに身を任せてら
我が身を茶化すのも慣れたものだけど
顔を上げてみろよ 明くる朝に 澄んだ空の下
眩しさに目を細めて ただ汗ばむことしかできないやつだ
何気ない話をまた TVのように カードに並べて
限られた時間をつないで 今はこうして君を過ごせたらいいのさ
作詞: 大島忠幸
作曲: 大島忠幸
編曲: TRIO the CMYK
風邪を引きました 熱も出ています
苦いお薬は少し苦手です 外では犬が吠えてます
世界が揺れるよ ふらりふらり ゆらゆらり
めまいは続くよ ふらりふらり ゆらゆらり
犬は眠りました みんな静かです
誰か呼ぶ声が聞こえた気がしました 夢見心地です
世界が揺れるよ ふらりふらり ゆらゆらり
めまいは続くよ ふらりふらり ゆらゆらり
世界が揺れるよ ふらりふらり ゆらゆらり
めまいは続くよ ふらりふらり ゆらゆらり
作詞: 丸山しんぺい
作曲: 丸山しんぺい
編曲: TRIO the CMYK
エレピ編曲原案: Jun Kunii
不安げでまんまるな顔と目と まだまだ肌寒い花曇りの日
全身ですがるのを振り切って会社へ 色のない桜
いまごろ 代わりに 女神が 抱きしめている
階段では両手を付いて這って 黙って待てるほど仙人じゃなし
早くって急かした瞬間 ぐずって放り出した
ぎゅっとしてほしいんだもの
いまごろ 代わりに 女神が 抱きしめている
いつでも 代わりに 女神が 抱きしめている
月曜の朝 シーツ掛け ホールの中 追いかけ
ぱっちんしたい ぼく運びたい 週明けからバタバタ
おたのしみ会 だしもの どんな役かい? 「ぼく、ごぼう!」
人間じゃない・・・ 根菜類かい・・・
突っ込みたい ぐっと堪える
いつの間にパンツも箸も身についちゃって
oh うちじゃなんにも躾けていないのに
間違いない・・・ oh みんな女神のしわざ
得意げな笑顔の向こうに
来年にはランドセル背負って立って
通学路をひとり歩き出す
最後の夏休み 潜れるようになりたい・・・
できないのはぼくだけ・・・
いまごろ 代わりに 女神が 抱きしめている
いつでも 代わりに 女神が 抱きしめている
抱きしめてくれる
いつも見ている
寄り添ってくれる 女神が
作詞: 福島晴盛
作曲: 福島晴盛
編曲: TRIO the CMYK
メンバーが自分でも「欲しい!」と思えるグッズを作りたい。そう思ってSUZURIにてグッズ展開しました。佐藤おどりさんが描いてくれたアートワークをあしらった素敵なグッズです。Tシャツ、ステッカー、マグカップ販売中です。グッズでもみなさんの日常を彩りたい。TRIO the CMYK グッズショップからお求めください。
Gt./Vo., Key./Vo., Ba./Vo., Dr.の4人編成で、ギタリスト、キーボーディスト、ベーシストがそれぞれ曲を書き、それぞれ自分でメインボーカルを取るスタイルで都内を中心に活動している。
2009年、ベースのしんぺいが大学の後輩である鍵盤のタダを高田馬場の安い居酒屋に誘い、「タダくんの曲が好きすぎるから、一緒にやりたいんだよ。もうひとり、すごくいいソングライターがいて、そのひとと一緒に、自分で書いた曲は自分で歌うスタイルのバンドを一緒にやらない?」と声をかけたのがすべての始まり。その「もうひとりのすごくいいソングライター」であるところのギタリスト、ハルモと3人でドラムを探していたところ、しんぺいが最も信頼するドラマー、ハリが加入を決めてくれたことでバンド始動。
2011年までの間にコンスタントにライブ活動を続けるも、メンバーの転居や出産に伴い幾度かの「育休期間」を経て2017年に活動を再開。10年続けているバンドだけど半分以上の期間は育休しているため、「10周年」はちょっと詐欺っぽいけど嘘はついていない。
日常を、ときにはちょっと斜めから、ときにはまっすぐに見つめた歌を、ポップ・ソングに昇華してお届けします。
「真剣にやれよ! 仕事じゃねぇんだぞ!」
タモリ氏の名言を、ぺいちゃんが何度も引き合いに出し、いつしかぼくらの合言葉となりました。適材適所の役割分担(メインボーカルさえ割り振ってしまうスタイル)、事前の綿密な打ち合わせ(リハもレコも当日は時間が限られている!)。それは、目標達成へ粛々と進む社内プロジェクトのよう。そして、ぼくはそんな"営業"の中に、各曲の情緒が詰まっていると信じています。大真面目にあそびました。たのしかったです。みなさんも、どうぞご賞味ください!
Gt.ハルモ
バンド10年やってようやく重い腰をあげ、音源完成!今後はライブとともに、音源制作も定期的に積み重ねるぞ!とレコーディングの興奮冷めやらぬ頭で考えています。電車の中でイヤフォンで、ドライブ中のカーステレオで、部屋のBluetoothスピーカーで、聴いてくださる皆さんの生活に彩りを添えられたら幸いです。
Key.タダ